いよいよグランプリ決定!11/3国民文化祭「鹿児島出汁文化巡り」当日レポート 出汁の王国・鹿児島プロジェクト推進協議会と鹿児島女子短期大学が、共同で開発に取り組んできた「出汁茶漬け」を11月3日(火)城山観光ホテルで開催された「鹿児島出汁文化巡り」のイベントにてお披露目させていただきました。2回の試食会を経て絞り込まれた出汁茶漬け3レシピをそれぞれ100食試食で提供し、一般投票でグランプリを決定! 併せて「鹿児島の出汁」について話すパネルディスカッションも開催。パネラーとして鵜飼真妃氏(だしソムリエ協会)、千葉しのぶ氏(鹿児島女子短期大学講師)、梛木春幸氏(料理家)が登壇。コーディネーターはおなじみ「出汁男」中原晋司氏が務めました。 当日の様子をレポートしてまいります。 試食会場入り口。出汁茶漬けの材料、ポイントを説明したパネルが展示されています。栄養学を専攻している学生らしく、アレルギー表示も明示してくれてあります。 一生懸命働く女子大生たち。自分たちで約一年かけてレシピ開発を担当した出汁茶漬けを振舞います。班によっては、本当に遅くまで調理室に残って「どうしたらもっと美味しくなるんだろう、楽しんでもらえるんだろう」と考え抜いたレシピ。その場で出汁をかけて、お客さんには温かい状態で召し上がっていただきます。 当日100人の定員でしたが、見事満席でした!会場にいらっしゃった方からは「完成度が高い!」「発想が若くて面白い」といったご意見いただきました。 出汁茶漬け3レシピをご紹介します。 ■あご出汁の角煮かぶら茶漬け 濃い味の黒豚の角煮にあっさりとしたかぶら蒸しが合います。鹿児島名産、桜島の小みかんの皮のみじんぎりを薬味にしているので、口の中で柑橘の爽やかな味が広がります。紅葉の麩で季節感を演出しています。 ■本枯れ出汁の焼きおにぎり茶漬け さすがかつお節の王様の本枯節。出汁がふわっと上品に香ります。出汁の味の素晴らしさをシンプルに伝えてくれるレシピです。香ばしい焼きおにぎりには鹿児島茶の粉末が入っていて、あっさり食べれます。 ■えびと鶏出汁のタカエビ丸ごとホワイト茶漬け 今までにない洋風のお茶漬け。魚類市場に行って鹿児島のエビについて学んだ勉強熱心なグループ。エビの風味を活かすために、殻を炒ってから出汁をとったり、干しエビで出汁をとったり。試行錯誤の末、エビの殻を粉末にしてご飯にも混ぜ込む今のスタイルに落ち着いたそうです。 出汁茶漬けの試食が終わったら、後半は女子大生によるプレゼンテーションです。 レシピ開発にあたり、こだわったこと、苦労したこと、を伝えていきます。それぞれの班の想いが伝わってくるプレゼンテーションでした。 最後に、鵜飼真妃氏(だしソムリエ協会)、千葉しのぶ氏(鹿児島女子短期大学講師)、梛木春幸氏(料理家)による出汁に関するパネルディスカッション。コーディネーターはおなじみ「出汁男」中原晋司氏が務めました。 そしていよいよラスト。グランプリの発表です。 出汁プロ会長の山下さんがグランプリを発表します。 グランプリはあご出汁の角煮かぶら茶漬け」のチームすみちゃん’sでした。 山下会長から賞状と一年間の仏跳麺パスポートを進呈。なんと、さつま麺業の仏跳麺が一年間食べ放題! 学生の皆さま、一年間お疲れ様でした。今回のグランプリは「あご出汁の角煮かぶら茶漬け」となりましたが、どの出汁茶漬けもそれぞれ素晴らしいものでした。 今回の3つの出汁茶漬けのレシピは、クックパッドでも公開しております。皆様もぜひご家庭などで試してみてください。 クックパッド(南国食材商店のキッチン):http://cookpad.com/kitchen/12792129 コメントは受け付けていません。
いよいよグランプリ決定!11/3国民文化祭「鹿児島出汁文化巡り」当日レポート 出汁の王国・鹿児島プロジェクト推進協議会と鹿児島女子短期大学が、共同で開発に取り組んできた「出汁茶漬け」を11月3日(火)城山観光ホテルで開催された「鹿児島出汁文化巡り」のイベントにてお披露目させていただきました。2回の試食会を経て絞り込まれた出汁茶漬け3レシピをそれぞれ100食試食で提供し、一般投票でグランプリを決定! 併せて「鹿児島の出汁」について話すパネルディスカッションも開催。パネラーとして鵜飼真妃氏(だしソムリエ協会)、千葉しのぶ氏(鹿児島女子短期大学講師)、梛木春幸氏(料理家)が登壇。コーディネーターはおなじみ「出汁男」中原晋司氏が務めました。 当日の様子をレポートしてまいります。 試食会場入り口。出汁茶漬けの材料、ポイントを説明したパネルが展示されています。栄養学を専攻している学生らしく、アレルギー表示も明示してくれてあります。 一生懸命働く女子大生たち。自分たちで約一年かけてレシピ開発を担当した出汁茶漬けを振舞います。班によっては、本当に遅くまで調理室に残って「どうしたらもっと美味しくなるんだろう、楽しんでもらえるんだろう」と考え抜いたレシピ。その場で出汁をかけて、お客さんには温かい状態で召し上がっていただきます。 当日100人の定員でしたが、見事満席でした!会場にいらっしゃった方からは「完成度が高い!」「発想が若くて面白い」といったご意見いただきました。 出汁茶漬け3レシピをご紹介します。 ■あご出汁の角煮かぶら茶漬け 濃い味の黒豚の角煮にあっさりとしたかぶら蒸しが合います。鹿児島名産、桜島の小みかんの皮のみじんぎりを薬味にしているので、口の中で柑橘の爽やかな味が広がります。紅葉の麩で季節感を演出しています。 ■本枯れ出汁の焼きおにぎり茶漬け さすがかつお節の王様の本枯節。出汁がふわっと上品に香ります。出汁の味の素晴らしさをシンプルに伝えてくれるレシピです。香ばしい焼きおにぎりには鹿児島茶の粉末が入っていて、あっさり食べれます。 ■えびと鶏出汁のタカエビ丸ごとホワイト茶漬け 今までにない洋風のお茶漬け。魚類市場に行って鹿児島のエビについて学んだ勉強熱心なグループ。エビの風味を活かすために、殻を炒ってから出汁をとったり、干しエビで出汁をとったり。試行錯誤の末、エビの殻を粉末にしてご飯にも混ぜ込む今のスタイルに落ち着いたそうです。 出汁茶漬けの試食が終わったら、後半は女子大生によるプレゼンテーションです。 レシピ開発にあたり、こだわったこと、苦労したこと、を伝えていきます。それぞれの班の想いが伝わってくるプレゼンテーションでした。 最後に、鵜飼真妃氏(だしソムリエ協会)、千葉しのぶ氏(鹿児島女子短期大学講師)、梛木春幸氏(料理家)による出汁に関するパネルディスカッション。コーディネーターはおなじみ「出汁男」中原晋司氏が務めました。 そしていよいよラスト。グランプリの発表です。 出汁プロ会長の山下さんがグランプリを発表します。 グランプリはあご出汁の角煮かぶら茶漬け」のチームすみちゃん’sでした。 山下会長から賞状と一年間の仏跳麺パスポートを進呈。なんと、さつま麺業の仏跳麺が一年間食べ放題! 学生の皆さま、一年間お疲れ様でした。今回のグランプリは「あご出汁の角煮かぶら茶漬け」となりましたが、どの出汁茶漬けもそれぞれ素晴らしいものでした。 今回の3つの出汁茶漬けのレシピは、クックパッドでも公開しております。皆様もぜひご家庭などで試してみてください。 クックパッド(南国食材商店のキッチン):http://cookpad.com/kitchen/12792129