出汁プロジェクトが生んだ「旨味」と「味変」を楽しむお鍋テスト 投稿日:2020年11月17日 作成者: dashipro モツ鍋・しゃぶしゃぶの2種類を限定100個、絶賛販売開始 出汁の王国・鹿児島プロジェクト推進協議会(会長中原晋司/中原水産株式会社 代表取締役 )では、プロジェクトに参加している企業のコラボレーションでこの冬に向けてお鍋2種類を開発し、この度南国食材商店にて販売を開始いたしました。 開発した2種類の鍋は「鹿児島の旨味だれで楽しむ、黒豚しゃぶしゃぶセット」と「焼海老香る鶏飯スープの出汁モツ鍋」で、それぞれ鹿児島のお肉とお出汁で「旨味」と「味変」を楽しめる内容になっております。 YOU TUBEに、鹿児島の料理研究家 西ひろみさんとイワシビルの中野沙也伽さんが調理して美味しさを満喫している映像がありますのでご覧ください。 西ひろみ 鹿児島の料理研究家 https://ogojyo.net/ 中野沙也伽 イワシビルのスタッフ https://iwashibldg.jp/ 焼海老香る鶏飯スープの出汁モツ鍋 <セット特徴> 「鶏飯スープベースに焼海老の香味油をアクセントにしたモツたっぷり鍋」 鹿児島県奄美群島で作られる郷土料理「鶏飯」のスープをベースに、鰹と昆布、エノキの原種である味茸の出汁を加えました。そこに「旅する焼海老ウニ醤のペペロンチーノ」をお好みでかけてお召し上がりいただく、モツもたっぷり800g入った鍋セットです。 様々な出汁の旨味を活かすことで、モツ鍋によく使用されている「ニンニク」を使用しなくても味わい深くなっています。 アクセントが欲しい場合は「旅する焼海老ウニ醤のペペロンチーノ」の出番。ボラの身に麹を加え魚醤にし、そこに鹿児島産のウニを加え長い年月熟成させたソースと鹿児島産の焼海老を油で炒めて香ばしさを出したエビオイルと混ぜ合わせた料理ソース。こちらをお好みでたらしてお召し上がり下さい。 鶏・鰹・昆布・味茸・焼海老と山と海の旨味が融合したモツ鍋です。 <セット内容> ・鹿児島県産モツ(800g) 1パック ・鶏飯スープ 1パック ・旅する焼海老ウニ醤のペペロンチーノソース 1パック ・鰹と昆布の粉末だし 1パック ・乾燥エノキと鷹の爪パック 1パック ※本セットは4人前用です。 ※野菜はついておりません。お好みでご用意ください こだわりの素材 ◆鹿児島県産モツ(島田屋)5年に一度行われる全国和牛能力共進会(通称和牛のオリンピック)で2017年度総合1位を獲得した鹿児島県産の牛小腸は、プリプリとした食感で噛むほどに甘みが染み出してくる、コラーゲンたっぷりな牛モツです。 ◆鶏飯スープ(奄美の里) 奄美に伝わる郷土の味「鶏飯」は、じっくり煮込んで旨味を引き出した鶏スープをかけて、彩り豊かな具材と共に楽しむおもてなしのご飯です。 その鶏飯スープに生姜を加えたオリジナルの旨味たっぷりの出汁です。 ◆旅する焼海老ウニ醤のペペロンチーノソース(下園薩男商店) 地元で獲れた芝エビを焼き、干したものをオイルに漬けこみ煮詰めた出汁に、特産品「ムラサキウニ」をボラの切り身と麦麹、地元の焼酎で発酵させ魚醤にしたものと合わせ、更に1年熟成させたソースです。 ◆鰹と昆布の粉末だし(中原水産) かつお節生産量日本一の鹿児島県枕崎にて、かつおをゆで2~3週間煙でいぶした香ばしい「鰹荒節」と、相性の良い北海道道南産の「昆布」を絶妙に配合。自然素材のみで化学調味料、食塩などは一切追加使用しておりません。おだし・トッピング・隠し味として、和食・洋食・中華等様々な料理にご活用ください。 ◆濃い乾燥黒えのき(下園薩男商店) 白えのきの原種、黒えのき(味茸)。なかなか市場でお目にかかることのない珍しい品種です。独特のヌメリが食欲をそそる味の濃いえのきです。 鹿児島の旨味だれで楽しむ、黒豚しゃぶしゃぶ <セット特徴> 「3種類の旨味だれで、鹿児島を代表する『旨味』を満喫できる究極の黒豚しゃぶしゃぶ」 鹿児島を代表する料理「黒豚しゃぶしゃぶ」を、出汁の王国・鹿児島プロジェクトが誇る食材を活用した「かつおだれ」「お茶だれ」「黒酢だれ」の3種類の旨味だれを使って楽しむことが出来ます。普段とは違う、鹿児島の奥深い旨味の三重奏を是非お楽しみください。 ・鹿児島黒豚:鹿児島が誇る名産品。脂身も脂っこくなく、豚特有の臭みも少ない、しゃぶしゃぶにとても合う食材です。部位は適度な脂身割合で黒豚の肉質をしっかり味わうことのできる、「肩ロース」を選定しております。 ・かつおだれ:かつお節生産量日本一の枕崎で製造された、熟成かつお節「本枯れ節」使用。上品な香りと旨味が特徴で、黒豚の旨味をぐっと引き立てます。 ・お茶だれ:鹿児島の伝統食「茶節」(緑茶+味噌+かつお節)に鹿児島県産の有機粉末緑茶を加えて、濃いお茶の旨味を満喫できます。黒豚との相性は抜群です。 ・黒酢だれ:霧島市福山で昔から製造されている鹿児島の壺造り黒酢の酸味と旨味を活用したたれ(ジュレ)を活用し、黒豚をさっぱりと召し上がることができます。 <セット内容> ・鹿児島黒豚 肩ロース(500g) 1パック ・本枯れ黄金だし(かつお節使用だしパック。8g×10袋) 1パック ・旨味茶節(本枯れ節。4食入) 1パック ・やさしい恵み茶(有機緑茶粉末) 1パック ・だし黒酢ジュレ 1パック ※本セットは3~4人前用です。 ※野菜はついておりません。お好みでご用意ください。 こだわりの素材 ◆鹿児島黒豚肩ロースしゃぶしゃぶ肉(島田屋) 鹿児島県黒豚生産者協議会所属の農場で、一頭ずつ大切に育てられた黒豚。 その肩ロースは適度な刺しが入っていて、赤身のさっぱりとした旨味と白身の濃厚な甘みのバランスが一番取れている良いところ取りな部位になります。 ◆本枯れ黄金だし(中原水産) 上品な香りと旨味が特徴の熟成かつお節「本枯れ節」と、コクが特徴の「焼あご」を絶妙にブレンドしました。「本枯れ節」のおだしは魚臭さが少なく、旨味が凝縮されているのが特徴です。枕崎のかつお節職人が手間暇かけて作り上げたかつお節の旨味をご家庭でお気軽に楽しむことができます。 ◆旨味茶節(中原水産。藤安醸造と共同開発。かつお削り節は的場水産製造) 「茶節(ちゃぶし)」は、かつお節生産量日本一を誇る枕崎市を中心に薩摩半島南部に伝わる郷土料理です。茶節の材料はお茶・味噌・かつお節のみ。それぞれが昔から日本で親しまれてきた食材です。3つの食材を混ぜ手軽に作れる茶節は独特の旨味があり、かつお節生産量日本一を誇る鹿児島だからこそ多くの人々に好まれ、伝統食として親しまれてきました。 ◆やさしい恵み茶(鹿児島製茶) 有機栽培で育てた茶葉をそのまま微粉末にしました。お湯に溶け出す栄養は約3割と言われており、残り約7割は茶葉に残っていると言われています。粉末にすることで、茶葉の栄養をまるごと摂取できます。 ◆だし黒酢ジュレ(中原水産。坂元醸造と共同開発。)鹿児島が誇る特産品「黒酢」に枕崎産の本枯れ節を使用した「かつおだし」を加え、お手軽に活用できるジュレタイプに仕上げました。1食(15g)当たり15kcal、また食塩相当量はわずか0.3gと、健康志向の方にオススメの商品です。 限定100個発売、お求めは南国食材商店で
鹿児島県椎茸農業協同組合とのタイアップ企画についてテスト 投稿日:2015年12月17日 作成者: dashipro 鹿児島県椎茸農業協同組合さん(以下・椎茸農協)より出汁の王国鹿児島プロジェクトへタイアップ依頼をいただきました。原木しいたけの魅力や美味しさを多くの方に知っていただくため、様々なPR・啓蒙活動に携わってまいります。 タイアップ依頼を頂きましてから、 ・原木しいたけバスツアーへの出汁プロ各社の参加 ・原木しいたけ料理教室への梛木先生ご出演、“出汁男”中原晋司の出汁ライブ などの活動に取り組み、改めて原木椎茸の魅力を勉強する機会を得ることができました。イベントの様子は鹿児島県椎茸農業協同組合のHPよりご覧いただけます。 http://kagoshitake.com/recruitmen/ そして、現在朝食にピッタリな「乾しいたけ」料理コンテスト開催中です。最優秀賞のレシピは城山観光ホテルの朝食ビュッフェのメニューに!詳細を下記よりご確認の上、皆さまぜひご応募ください。 http://kagoshitake.com/contest/ 今後も、平成28年2月の鹿児島ユナイテッドFC開幕戦にて原木しいたけブースでのPRなどを予定しております。詳細決まりましたら、HP等で告知してまいりますのでよろしくお願いします。 また、出汁の王国・鹿児島プロジェクトの各参加企業では、現在「原木しいたけ」を使った新メニュー&新商品を開発中です。椎茸農協が作る春のPR冊子やテレビCM等で発表する予定です。皆様に美味しいしいたけ出汁の商品をお届けできるよう、試行錯誤しております。乞うご期待! 鹿児島県椎茸農業協同組合のHPはコチラ
女子大生が鹿児島素材を活かした出汁茶漬けを販売。紫苑祭に行ってまいりましたテスト 投稿日:2015年10月28日 作成者: dashipro 以前からお伝えしておりました、「出汁の王国・鹿児島プロジェクト」と鹿児島女子短期大学で共同で取り組んでいる「出汁茶漬け」の開発。生み出されたレシピは、2015年11月3日に鹿児島で開催される国民文化祭の一環として、城山観光ホテルで開催されるイベント「鹿児島出汁文化めぐり」で披露する予定です。 約一年の歳月をかけて試行錯誤した「出汁茶漬け」のレシピ開発。かつお節、あご、焼き海老、など豊かな鹿児島の素材を生かして、鹿児島の出汁の素晴らしさを広く伝えていくため、女子大生たちが頑張ってくれています。 11月3日のお披露目に先駆けて、鹿児島女子短期大学の文化祭「紫苑祭」で6種類の出汁茶漬けの販売が行われました。当日の様子をレポートして参ります。 鹿児島女子短期大学の校門。手書きのイラストを印刷したポスターが目を引きます。 この日は気持ちのいい秋晴れでした。演劇の発表に仮装した女子や、ブースの看板を持って宣伝する女子で会場がにぎわっていました。 食券をここで購入して、食堂で食券と引き換えに注文します。出汁茶漬けの開発を頑張っている学生さんが出迎えてくださいました。 6種類の出汁茶漬けの販売がされています。出汁は、昆布とかつお節、あご、マグロ(しび)、鶏、エビ、あさりと豊かです。どれも美味しそうですね。 その場で温かい出汁をかけてくれるスタイルで提供。少し寒くなってきた時期だったので、うれしいです。 迷いましたが、私はこの日「ナポリ茶漬け」を選びました。こちらのお茶漬けを開発された班は、鹿児島市とナポリは姉妹都市であることから、鹿児島の名産を活かして、「イタリアン風」のお茶漬けにするべく試行錯誤されました。 気になるお味ですが、あさり出汁のコクに、さっぱりしたトマトの味やレモンの爽やかさが加わり、とても美味しかったです。確かにお茶漬けなのですが、イタリアンリゾットのようでもあり、面白かったです。 お茶漬けの成分値、一言アドバイスがついたリーフレットをくださいました。あさりには鉄分やビタミン12が多く、貧血予防や肝機能強化に良いとのこと。手作りで丁寧に作ったリーフレットが嬉しいですね。全種類欲しくなりますね。 鹿児島の女子大生が開発した様々な「出汁茶漬け」。気になる、という方は、11月3日に城山観光ホテルで開催される「鹿児島出汁文化めぐり」で試食することができます。このイベントで提供する出汁茶漬けが最終レシピになります。そして、一般投票の結果を受けて当日にグランプリを決定!皆様のお越しをお待ちしております。詳しくは下記ページより。 ライター 横田千恵美 いよいよ「出汁茶漬け」をお披露目!11月3日国民文化祭にて「鹿児島出汁文化めぐり」を開催いたします。
女子大生とコラボで「出汁茶漬け」を開発!続報テスト 投稿日:2015年9月15日 作成者: dashipro 前回もお知らせしたように「出汁の王国・鹿児島プロジェクト」は、2014年12月より鹿児島女子短期大学と共同で「出汁茶漬け」のレシピ開発をスタートさせました。生み出されたレシピは、2015年11月3日に鹿児島で開催される国民文化祭の一環として城山観光ホテルお披露目の予定です。 1月の開発アドバイス会を経て、3月10日に第1回目の試食会で専門家の指導を受けてブラッシュアップに取り組み、7月11日に第2回目の試食会が開催されました。 3月の試食会では、九州で初めて調味料マイスターを取得され「しいたけ出汁」について詳しい生活工房とうがらし代表の神谷禎恵さんからのミニセミナーもありました。 今回は開発に取り組んだ6チームと出来上がったレシピをご紹介して参りましょう。 チームやまざき チームやまざきの4名は頑張って2種類のレシピを開発しました。 昆布とかつお出しの鰹てんこ盛り茶漬け 鶏出しのタカエビ丸ごと!ホワイト茶漬け チームすみれ 鶏ガラ出しのナポリ茶漬け チームプロタマ マグロ出しの鹿児島味めぐり茶漬け チームすみちゃん アゴ出しの角煮かぶら茶漬け チーム KAIMOTO 焼きえび出しのイタリアン茶漬け チーム 純浦 昆布とかつお出しのうんまか☆角煮にぎり茶漬け
女子大生とコラボで「出汁茶漬け」を開発!テスト 投稿日:2015年5月6日 作成者: writer 「出汁の王国・鹿児島プロジェクト」は、2014年12月より鹿児島女子短期大学と共同で「出汁茶漬け」のレシピ開発をスタートさせました。生み出されたレシピは、2015年11月に鹿児島で開催される国民文化祭でお披露目の予定です。 出汁茶漬け開発に先立ち、2015年1月17日出汁プロ各社や専門家からレシピ開発の心構えや食材の説明をする「開発アドバイス会」を開催致しました。 当日の様子をレポートしてまいりましょう。 ■“出汁男”中原晋司氏による「お出汁ライブ」 鰹節の製造工程や美味しい一番出汁・二番出汁の取り方を中心にお話を頂きました。最近はきちんと出汁を取る家庭も減ってきましたが、丁寧にとった出汁の味は格別だそうです。お出汁の魅力を熱く語る中原水産の中原晋司さんの話に学生さんも釘付けです。 かつお解体君を使って鰹節作りの工程をする出汁男・中原晋司氏 一番出汁を試飲する女子短大生。出汁を取る水には、桜島の天然温泉水櫻岳を使用。 中原さんのお出汁ライブでは「鰹船人飯」の振る舞いも行われました。 「鰹船人飯」は元々、枕崎市の地域おこしを目的に考案されたメニューです。トッピングに鰹の切り身、鰹節、かつおせんべいとまさに鰹尽くしのメニューです。その楽しみ方は、まず、出汁を味わい、丼を楽しんだ後、出汁をかけてお茶漬け風に食べるのが作法だそうです。一度で3回美味しいお茶漬けですね! かつお船人飯。これに一番出汁をかけて頂くと、たまりません・・・。 ■秘伝のレシピをこっそり披露。梛木春幸先生による料理指導 梛木先生には、鯛茶漬け、キビナゴと椎茸の茶漬けの2種類のお茶漬けを作っていただきました。京都での修業時代のお話をしていただいたり、秘伝のごまだれのレシピもこっそり伝授して頂きました。テンポよく楽しく料理について語る梛木先生から、料理に対する情熱が伝わってくる濃~い内容の料理指導でした。 出汁の組み合わせについて語る梛木先生。プロ料理人の技は、皆さんメモメモ。 漁連から提供された、タルメ(メダイ)を見事に捌く梛木先生。 鯛茶漬け。秘伝のごまだれの味が絶妙です! キビナゴと椎茸の茶漬け。干し椎茸のだしが効いています。 お茶漬けを試食する女子大生。その美味しさに思わず笑顔が・・・。 ■奄美の里の鶏飯スープのヒミツ。 奄美の里のレストラン「花ん華」の鶏飯スープは、なんと夏と冬で味付けの仕方まで変えているそうです。夏になると汗をかいて塩分を欲するので、少し塩を多めに。料理を召し上がる人の身体を考えて、味付けを変える姿勢、出汁茶漬け開発にも参考になりそうですね。 鶏飯スープについて説明する奄美の里・馬場さん。 奄美の里の鶏飯。色鮮やかで盛り付けも美しいですね。 最後に梛木先生より、「ぜひ若い感性を活かして、自由な発想で出汁茶漬け開発を行ってほしい。」との言葉を頂いて終わりました。今後、鹿児島女子短期大学では学生さんが6グループに分かれて試作を重ねていきます。引き続き、この出汁茶漬け開発の様子をレポートしてまいりますので、皆さまお楽しみにお待ちください。